第100回地方代表者会議・第94回理事会

　5月26日13時20分より、総本部役員および全国の地方代表者・各委員会委員長による第100回地方代表者会議、15時からは外部理事も加わり第94回理事会がJCビル（東京都港区）にて開催されました。
　地方代表者会議では、冒頭の宇都宮久俊会長の挨拶において、御自身の体調回復もあり前回の会議時点とは異なり、会長職を続投する意思を表明しました。続いて大西元年理事長より、「前回の会議では宇都宮会長の終身名誉会長の推薦について拍手で賛同を得ました。そして、次の会長候補は執行部に任せるということでしたので、加藤祥師常務理事と西村眸常務理事と話し合い、宇都宮会長の体調が回復し、また、御本人の会長職を継続したいという強い決意もあり、会長の続投を推薦」することになった旨の説明がありました。続いて、会議出席者に対し、意見を伺い、東海地方本部の森繁夫会長より発言がありました。森会長からは、宇都宮会長の体調回復を祝う言葉とともに、「関東近隣からは会長候補者として立候補する方、推薦される方はいないのでしょうか」と問いかけがありました。追って、大西理事長から会議出席者に対し立候補者について確認した後、森会長より総本部会長の立候補が表明されました。森会長からは、これまでの宇都宮会長の国内のみならず、海外における功績を讃え、同時に出席されている皆さんのお力添えをいただきたいこと、また、2028年に愛知県で開催される技能五輪国際大会においては、次世代にバトンを渡す意味でもつなぎ役としてこの業界のために尽力したい旨の発言がありました。これらに続き、中国地方本部の中村春男会長からは、これまでの実績を考えても宇都宮会長が元気な限り継続していただきたい、との意見がありました。森会長からは無記名の投票で選挙を行ってもらいたい、との要望があり、大西理事長から選挙を行う説明がありました。選挙の結果は、有効投票数21の内、宇都宮会長は14票、森会長は7票となり、総本部会長の推薦候補者は宇都宮会長になり、会場の全員から拍手で承認されました。なお、森会長からの提案として、代表者会議および理事会はこれまで以上に開かれた、ざっくばらんに色々な提案のできる会議にしたい旨の発言がありました。
　続いて、各地方本部会長より順次、令和6年度の事業報告があり、出席者全員の拍手で承認されました。
　最後に、森会長より今後の地方代表者会議については、各地方の事業計画や事業報告に替わり、役員の定年制や旅費交通費の圧縮を考慮した会議のオンライン化の検討等、各地方本部会長より議題を挙げていただき、その内容を議論する場にしたいとの提案がありました。
　続く理事会では、冒頭、大西理事長より外部理事の加藤信氏と元外部理事の廣瀬喜久子氏の訃報について報告があり、全員で黙祷を捧げました。その後、宇都宮会長より理事会に先立って行われた総本部会長候補の選挙結果について報告があり、引き続き自身が選ばれたこと、また、外部理事の皆さんにもお力添えをいただきながら、会長として継続して頑張っていく旨の発言がありました。
　議案審議の役員改選については、地方代表者会議での選挙の結果、総本部会長の推薦候補者は宇都宮会長となった旨の説明があり、理事全員の拍手承認となりました。なお、地方代表者会議の中で会長の代理を置いてはどうか、という意見を踏まえ、宇都宮会長は森会長を筆頭副会長に推薦し、拍手承認されました。その後、各委員長から令和6年度事業報告案、川端清洋事務局長から令和6年度財務諸表案および総会の開催日時および議案審議事項について説明があり、すべての議案は承認されました。
　全国の代議員、理事、各委員会委員長が参加する第15回定時社員総会は、6月30日に池袋のホテルメトロポリタンにて開催となります。

会議の様子

宇都宮会長

総本部役員の皆様

外部理事の皆様